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株式会社水戸塗装
一級建築塗装技能士(建装第21号)/一級鋼橋塗装技能士(鋼塗第38号)
建築仕上げ回収施工管理技術者(登録番号9632)/有機溶剤作業主任者技能講習終了証
本社:〒272-0825 千葉県市川市須和田1-29-29
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柏市の木造2階建てのモルタル仕上げの築40年の経つ家です。
施主様の要望は、1番に破風板の剥がれが早いことと、前回違う塗装業者に塗ってもらった玄関前の外壁に横幅1メートル、高さ2メートル位に膨れが出ているので、双方とも何とかしてほしいとのことでした。
破風板に関しては、ラワン材のため、どんなにケレンして、木部用下塗りを施しても無駄であることを説明いたしました。
元々、ラワン材の破風板自体、若い職人さんはご存じないかもしれませんが、ブラジルなどから輸入された外材ですが、巨木であるため、安価で破風板には適しているとして、30年以前は頻繁に使われました。現在は殆ど使われません。
その理由として、ラワン材と杉板などもそうであるが、水分をよく吸う材木です。ですので、何度塗りしても3年もすれば、塗ったものは必ずと言ってよいほど剥がれます。
特に雨水が直接当たるところの破風板は、絶対に板金の破風板をお勧めした方がよいと思います。
今回は全体に板金トタン破風板を施し仕上げました。
また、外壁の膨れですが、これを施した職人さんを責めるわけではありませんが、経験不足に過ぎません。 下塗が完全に乾かないうちに弾性塗料の上塗りをしたためです。この様な初歩的な施工をさせた、その塗装屋さんの親方さんに責任があります。
弾性塗料は、その他、内側からの結露に関しても注意が必要です。
長所、短所を上手く使え分けしなくてはなりません。